カルシウムとマグネシウムの関係。
ミネラルの中でも、特に関係が深いと言われているカルシウムとマグネシウムは、摂取バランスがとても大事で、理想は血中バランス「カルシウム2:マグネシウム1」と言われています。
これは、カルシウムとマグネシウムが下記のような効果を持っているためです。
1)筋肉への働きについて
カルシウムが、筋肉細胞に入ると、筋肉の収縮が起こりますが、その際にマグネシウムが門番のような働きをし、筋肉細胞の中に入るカルシウムの量を調節します。
2)骨への働きについて
カルシウムが、骨の形成を行う時にも、同じようにマグネシウムが調整を行います。
そのため、マグネシウムが不足すると、カルシウムが骨に上手に入れない上に、今まで取り込まれたカルシウムも骨から出やすくなり、骨粗鬆症の原因となってしまいます。
3)血圧への働きについて
マグネシウムは動脈を弛緩させ血圧を下げ、カルシウムは動脈を収縮させて血圧を上げますので、正常な血圧が保つためには、両者のバランスに大切です。
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