コラーゲンとコンドロイチンの関係について。
私たちの体内で、細胞どうしを結びつけている結合組織は、細胞と繊維、基質の3つで構成されています。
その中で、基質に含まれる代表的な物質がコンドロイチンで、繊維に含まれる物質がコラーゲンです。
コラーゲンとコンドロイチンは、お互いに協力しながら結合組織の機能を支えています。
コラーゲンはハード部門、コンドロイチンはソフト部門の役割を担っています。
(無数の繊維を絡み合わせて結合組織という容器を形成するのがコラーゲンで、その中で水分や栄養の出し入れといった実務を行っているのがコンドロイチンです。)
したがって、どちらが不足しても結合組織の機能に支障をきたします。
また、コンドロイチンの不足はコラーゲンの変形を促す原因にもなります。
この結合組織の成分が体内に十分にあれば、細胞どうしの結合が非常に強固なものとなり、細胞自体も活性化されます。
結果、細菌やウイルスの入り込む隙間がなくなり、感染を防ぐとも言われています。
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