抗酸化酵素のお話

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セレンは、抗酸化作用が強い栄養素ですが、体内で抗酸化作用を行うときは、グルタチオンペルオキシダーゼ という酵素として働きます。

他にも抗酸化酵素はいくつかの種類があり、それぞれが密接に連携して働いています。お互いがお互いを補完して、抗酸化作用を行っているわけです。そのため、抗酸化物質は単体の栄養素として摂取するのではなく、抗酸化物質のグループ全体を摂取する方が、非常に効率よく、かつ効果が高く働いてくれます。

体内で働く抗酸化酵素の働きを、紹介したいと思います。


SOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)

亜鉛、銅、マンガンから構成される抗酸化酵素です。サプリメントとしても販売されているので聞いた事がある方も多いかと思います。この酵素は、スーパーオキサイドといわれる強力な活性酸素を分解してくれます。しかし、分解した結果、過酸化水素水という別の活性酸素が発生してしまいます。

グルタチオンペルオキシダーゼ

前述したとおり、セレンが主成分である抗酸化酵素です。SODがスーパーオキサイドを分解した結果、発生する過酸化水素水を水と水素に分解します。この時点で、スーパーオキサイドを体内から完全に分解した事になります。グルタチオンペルオキシダーゼだけでは、スーパーオキサイドを消去できませんし、SODだけでも完全に消去できません。お互いが協力してこそ、強力な抗酸化作用が生まれるのです。

カタラーゼ

鉄、マンガンから構成されている抗酸化酵素の一つです。グルタチオンペルオキシダーゼと同じような働きを持っていて、過酸化水素水を分解してくれます。グルタチオンペルオキシダーゼとカタラーゼは、過酸化水素消去酵素とも呼ばれおり、非常に高い抗酸化作用をもっています。

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