ナイアシンに関する情報。
「ビタミンB3」や「肌のビタミン」と呼ばれるナイアシンに関するニュースや臨床データなどを紹介しています。
糖質の代謝や血行を良くし肌を健康に保つ働きなどを持つナイアシンは、「ニコチン酸」と「ニコチン酸アミド」という物質の総称です。
ここでは、代表的な効果の解説から、ニュースや臨床情報などの情報を掲載していきますので、参考にしてください。
ナイアシンの基礎知識。
通常、ビタミンは体内で作る事ができませんが、ナイアシンはアミノ酸の一種トリプトファンがあると体内で生成されます。
それでは、下記にナイアシンの代表的な効果を紹介します。
1)糖尿病を緩和します。
ホルモンの中で唯一、血糖値を下げる働きを持っているインスリンの合成に欠かすことのできない成分がナイアシンです。
そのため、糖尿病の予防や改善にはなくてはならない存在と言われています。
2)血行を良くします。
血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きを持つナイアシンは、脳や心臓などの血行を促進しますので、血流や脳の働きの改善に役立ちます。
3)皮膚や粘膜を正常に保ちます。
ナイアシンは、皮膚や粘膜を正常に保つのために欠かせない栄養素で、
不足すると、口内炎や肌荒れなどが起こりやすくなります。
また、胃や腸等の消化器官を正常に保つためにも欠かせません。
4)生活習慣病の予防に役立ちます。
動脈を弛緩させ血圧を下げる働きや、中性脂肪や血糖を下げる働きもあります。
また、代謝に関係する酵素の活性化や、糖をエネルギーに変換するために必要なミネラルです。
5)二日酔いの予防に役立ちます。
肝臓でアルコールを分解するために、ナイアシンが必要となります。
また、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを分解する役割も持っています。
6)統合失調症に有効だと言われています。
心の病気は脳の病気と考えられており、脳の病気には、脳の栄養状態をバランス良く保つことが最も重要だとされています。
欧米などでは20年以上前からナイアシンなどの栄養素を用いて統合失調症の治療が行われています。
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