プロテオグリカンとグルコサミンについて。
プロテオグリカンは、たんぱく質と糖分からできた巨大な分子です。
瓶を洗うブラシのような形をしており、コラーゲンの繊維の間を縫うようにして編み込まれており、目の細かい網を軟骨の内部に形成しています。
軟骨が関節の動きに合わせて伸び縮みできるのは、プロテオグリカンがあるためです。
軟骨内には、軟骨細胞と呼ばれる特殊な細胞が散りばめられています。
この細胞は、軟骨内のプロテオグリカンやコラーゲンを一定に保つために働きます。
グルコサミンは、プロテオグリカンの生成に欠かせない存在です。
材料となるだけではなく、グルコサミン自体が軟骨細胞を刺激して、プロテオグリカンの生成を促します。
つまり、軟骨細胞がどのくらいのプリテオグリカンを生産するかを決めるのはグルコサミンという訳です。
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